2009.04.10

 

幾許かの平和と呼ばれる光 其の影には常に悲惨な争いがあった
【照下多少道被称为和平的光 在阴影中持续着凄惨的杀伐】
葬列に参列する者は 皆一様に口数も少なく
【去参加葬礼的人们 全都一语不发】
雨に濡れながらも 歩み続けるより他にはないのだ……
【即使被雨打得透湿 也要前进——除此无它……】

瞳を閉じて暗闇(やみ)に 吐息を重ねる
【在双目轻瞑的黑暗中 将呼吸交错】
そっと触れた温かな光は 小さな鼓動
【轻触而上的温暖光芒 是微弱的律动】
否定接続詞(Ne)で綴じた書物(かみ)が 歴史を操る
【写满否定连接词(Ne)的书本(纸) 将历史操纵】
そっと振れた灼かな光は 誰かの『焔』
【轻触而上的灼热光芒 又是谁的“火焰”】

気付けば道程は 常に苦難と共にあった
【早就知道,旅途中总会有苦难相伴】
耐えられぬ痛みなど 何一つ訪れないものさ…
【但无可忍耐的痛苦 却决不会来到】

歓びに咽ぶ白い朝 哀しみに嘆く黒\い夜
【喜极而泣的白色的黎明 悲伤哀叹的黑色的晚上】
我等が歩んだ此の日々を 生まれる者に繋ごう…
【我们前行的这多少日夜 都是在与生者紧紧相连…】
瞳に映した蒼い空 涙を溶かした碧い海
【眼眸映出的苍蓝的天空 泪水溶入的澄碧的海洋】
我らが愛した此の世界(ばしょ)を 愛しい者に遺そう……
【我们在自己所爱的世界(这里) 将所爱的人留下……】
嗚呼… 朝と夜 は繰り返す 煌めく砂が零れても…
【啊… 昼与夜 交替接续 直到光耀的沙尘零落…】
嗚呼… 朝と夜 は繰り返す 愛した花が枯れても…
【啊… 昼与夜 交替接续 直到所爱的花朵萎枯…】
嗚呼… 朝と夜 は繰り返す 契った指が離れても…
【啊… 昼与夜 交替接续 直到钩住的手指分离…】
嗚呼… 朝と夜 を繰り返し 《生命》(ひと)は廻り続ける……
【啊… 昼与夜 交替续接 “生命”(人)永续流转循环……】

美しい『焔』(ひかり)を見た 死を抱く暗闇の地平に
【看见了美丽的“火焰”(光芒) 闪耀在黑暗死寂的地平线上】
憎しみ廻る世界に 幾つかの『愛の詩』を灯そう…
【它会在这充满憎恨的世界中 将多少“爱之诗歌”点亮?…】
何れ程夜が永くとも 何れ朝は訪れる——
【无论黑夜有多么漫长 黎明也终会降临在世上——】
独りで寂しくないように 《双児(ふたご)の人形(la poupée)》を傍らに
【像是不要让他永远孤单 “双胞胎人偶(la poupée)”陪伴在旁】
小さな棺の揺り籠\で 目覚めぬ君を送ろう…
【将这小小的棺材当作摇篮 送别再也不会醒来的你】
歓びに揺れたのは《紫色の花》(Violette) 哀しみに濡れたのは《水色の花》(hortensia)
【欢快地摇动的“紫色的花朵”(Violette) 悲伤地湿漉的“淡蓝的花朵”(hortensia)】
誰かが綴った此の詩を 生まれぬ君に贈ろう…
【将不知何人所做的这首诗作 献给再也无法生存的你…】
歴史が書を創るのか 書が歴史を創るのか
【是历史创造了书呢 还是书创造了历史】
永遠を生きられない以上 全てを識る由もなく
【既是无法永远生存 也就全然无法知道】
朝と夜の地平を廻る 『第五の旅路(たび)』
【在地平线上循环的昼夜 “第五之旅程”】
離れた者が再び繋がる日は 訪れるのだろうか?
【与离散之人重逢的日子 也终会到来吗?】

懐かしき?#123;べ 其れは誰の唇か——
【那怀念的曲调 是谁的双唇在吟颂——】
嗚呼… 《物語》(Roman)を詩うのは……
【啊… 歌唱着“故事”(Roman)的是……】
「其処にロマンは在るのかしら?」
【“那里有Roman在吗?”】

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